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[2015年12月の住宅ローン金利動向]
概ね据え置き 史上最低水準を維持

このページでは、住宅ローンに関する各種ニュースや情報をご紹介します。今回取り上げるニュースはこちら。
2015年12月1日

住宅新報

フラット35、12月適用金利は1.55% 前月と変わらず




※抜粋

<編集部からのコメント>

12月になりました。あっという間に師走ですね!今年は特に早かった気がします。それだけ気が抜けていたということでしょうか・・・。今年のことは今年のうちに。緩みきったネジを巻き直したいと思います。

とは言いつつ世の中全体としてはどんどん忙しなくなっていく時期ですね。特にサラリーマンの方々にとってはボーナスの支給月であり、お金の使い道やマイホーム、そして住宅ローンについて思いを巡らせている方は少なくないのではないでしょうか。

ちなみにせっかくのボーナスだし運用で増やして・・・という野望を持つ方もおられるかもしれませんが、特に住宅ローンをすでに借りている方は住宅ローンの繰り上げ返済に回すのがベストですね。何と言っても繰上返済は異口同音に「最上の資産運用」と言われているわけですから、安心して迷いなく積極的に住宅ローン残高を減らしていただければと思います。

さて本題に入っていきますが、まずいつものように住宅ローン金利のベースとなる長期金利=10年もの金利の推移をチェックするとこうなっています。

■長期金利グラフ(グラフ期間:1年)



1月後半からなぜか上昇傾向が出ていた長期金利ですが、5月から6月にかけてのピークアウトし、その後じりじりと低下してきていることが分かります。特に8月下旬以降の世界的な株安を受けてそうした低下傾向がより鮮明となっています。

住宅ローン利用者からすれば誠にありがたい状況ですが、ただ足元では少し金利低下のペースが弱まってきているようです。11月頭ごろから足踏みをし、0.3%前後を行った来たりしている状態ですね。

意外とこの「0.3%」というのが強い抵抗線になっているのかもしれません。だとするとしばらく住宅ローン金利についても足踏み状態が続くのかもしれませんが、実際、上記記事の通り今月の代表的な住宅ローンの1つであるフラット35の金利は「前月と同値」ですね。最近、少し違和感のある動きをしてきたフラット35の金利ですが、今月は納得感が高いと言えそうです。

もちろん「足踏み」とは言え住宅ローン金利が史上最低水準に維持されるというのはポジティブにとらえて良いですね。

なお先日のこちらのコラムでは「12月の住宅ローン金利は据え置きもしくは利下げとなり、全体的には5ヶ月連続の引き下げとなる可能性が高い」と予想しましたが、ちょっと強気すぎましたね・・・据え置きもしくは利下げと言うのは間違いなかったのですが、「5ヶ月連続の引き下げ」という表現はアグレッシブすぎました。申し訳ありません。

>>>[2015年12月の住宅ローン金利予想]住宅ローンは5ヶ月連続低下、史上最低金利へ

来月=1月の住宅ローン金利が全体的に引き下げとなるのであれば「6ヶ月連続の引き下げ」と表現しても間違いということはなさそうですが・・・期待しておきたいと思います。

ここで世界の金利動向をチェックしてみるとアメリカの金利はこのようになっています。



こちらは今月の利上げ観測を受け、足元では結構上昇してきていますね。こうしたアメリカの金利上昇が日本の金利にどういう影響を与えるのか注意しておいた方がよさそうです。今のところ、直接的な影響はなさそうですが・・・。

次に世界のもう1極であるドイツの金利はこのようになっています。



歴史的な金利下落を見せつけた後、急激な金利上昇となったドイツ金利ですが、こちらは足元では徐々に低下してきていることが分かります。つまり日本を含めた三極で金利の動きに徐々にズレが広がっているということですね。

もしそうだとすれば、これからはあまり海外の金利の動きを気にする必要はないのかもしれません。

ちなみに本日の長期金利は0.295%ですが、先月のこの時期は0.315%でしたので、そうは言いつつ金利低下は着実に進んでいるということですね。1月の住宅ローン金利を楽しみにしておきたいと思います。


[2015年12月の住宅ローン金利]

さてすでにほとんどご案内してしまいましたが、12月の住宅ローン金利は11月の金利から「全般的に据え置き」と言う状態ですね。

>>>今月の住宅ローン金利比較はこちら

具体的な金利をチェックしていくと、まずフラット住宅ローンについてはこれまたすでに説明してしまいましたが、メイン商品のフラット35の金利が11月と比較して据え置きとなっています。

より期間の短いフラット20の金利も同様に据え置きですね。

>>>最新のフラット35の金利はこちら(楽天銀行)

次に民間の住宅ローンをチェックすると、いつものように当サイトで人気の住信SBIネット銀行と、日本最大のメガバンクである三菱UFJ銀行の、11月と12月の住宅ローン金利の推移はこのようになっています。

住信SBIネット銀行(住宅ローンWEB申込コース)

 ・変動金利  : 0.588% → 0.588% (変わらず)
 ・10年固定 : 0.840% → 0.840% (変わらず)
 ・20年固定 : 1.340% → 1.340% (変わらず)
 ・30年固定 : 1.680% → 1.680% (変わらず)

 >>>最新の金利はこちら

三菱UFJ銀行(保証料を加えた実質金利)

 ・変動金利  : 1.175% → 1.175% (変わらず)
 ・10年固定 : 1.300% → 1.300% (変わらず)
 ・20年固定 : 3.400% → 3.400% (変わらず)
 ・30年固定 : 1.870% → 1.880% (+0.010%

 >>>最新の金利はこちら

やはりほぼ据え置きですね。

さてこの2つの実質的な金利水準を見れば当然、住信SBIネット銀行が金利面で魅力的なわけですが、その住信SBIネット銀行は「ネット専用住宅ローン」の販売に注力しています。これは契約相手が住信SBIネット銀行ではなく、親会社である三井住友信託銀行となるもので、もちろん三井住友信託銀行は日本有数のメガバンクの一角ですから、より安心感を感じる方は少なくなさそうです。

引き続きこうした「低金利+安心安全」な住宅ローンを積極的に提供していってほしいものです。

さて当サイトで人気の新生銀行の12月の住宅ローン金利はと言うと以下の通りです。

新生銀行

 ・変動金利  : 0.680% → 0.680% (変わらず)
 ・10年固定 : 1.300% → 1.300% (変わらず)
 ・20年固定 : 1.550% → 1.550% (変わらず)
 ・30年固定 : 2.200% → 2.200% (変わらず)

 >>>最新の金利はこちら

こちらも基準金利としては前月と変わらないわけですが、ただ今月から条件を満たせば、住宅ローン金利が−0.15%となるキャンペーンを開始していますね!それを勘案すれば実質的な金利はこようになっています。

 ・変動金利  : 0.680% → 0.530% (−0.15%
 ・10年固定 : 1.300% → 1.150% (−0.15%
 ・20年固定 : 1.550% → 1.400% (−0.15%
 ・30年固定 : 2.200% → 2.050% (−0.15%

つまり金利を大幅に引き下げてきたということですね!台風の眼となるかもしれません。

 >>>新生銀行の住宅ローン金利優遇キャンペーンについて詳しくはこちら

なお、新生銀行は、万が一の時の保障や返済停止機能を組み合わせた「安心パック」を付加するなど、金利競争以外のサービス拡充にも注力しています。住宅ローンの金利や手数料だけでなく、そうした付加価値についても目を向けてみると、また違った住宅ローン選びができるかもしれませんね。ちなみにこのサービスは日経新聞が選定した新商品・新サービスの中で、最優秀賞を受賞したようです。


[2016年1月以降の住宅ローン金利の動向]

気になる今後の住宅ローン金利の動向ですが、既にご案内したように短期的には市場金利は低下トレンドを維持するのではないかと思います。

その点では来月=2016年1月以降の住宅ローン金利がさらに低下する可能性は十分あります。

時期的にも来年3月の期末に向けて住宅ローン市場が過熱してくるのが通例ですので、このタイミングでの金利の低下は大歓迎ですね。

そもそも「異次元の金融緩和」が実施されている間は、多少日本の市場金利が上昇したとしても、絶対水準的には歴史的な低金利を維持し、住宅ローン金利も概ね魅力的な金利水準を維持していくのは間違いありません。

細かな金利変動に一喜一憂せず、冷静にご検討を進めていただければと思います。

なお、あえて今後の金利上昇の可能性を考えると、カギとなるのは物価です。政府や日銀は、物価上昇=インフレの状態にするためにあらゆる金融政策を取っているわけですが、景気回復と相まっていよいよ本当にインフレになってくれば、頼みの綱である「異次元の金融緩和」も縮小に向かいますので、実需と金融政策の両面から金利上昇の機運が高まることになります。

では足元の物価動向はと言うと、上昇の勢いが弱まっており、金融緩和を縮小・終了させるにはまだまだ力不足です。そもそも少子化が続く日本で本当にインフレとなるのか疑問を感じなくもないですが、とは言いつつ長期的なインフレ=金利上昇の可能性については、多少頭に入れておきたいところです。

仮にそのように日本経済が本格的なインフレ経済に変貌するとしても、時期としてはかなり先のことだと思いますが。

ここでいつものように長期金利の2000年からの推移を振り返ってみたいと思います。

■長期金利グラフ



前回の景気回復が始まった2003年には、長期金利は0.435%の最低金利をつけた後に急速に上昇し、1.5%前後にまで、実に1%近く上がったことが分かります。

仮に今後、景気回復が順調に進むのであれば、金利についても同じ様に+1.0%程度上昇する可能性がある、ということを示唆しております。

今のところ、慌てたり、焦ったりする必要は全くありませんし、逆に低金利が常態化した日本では「金利が上昇したとしてもその程度」とも言えるわけですが、とは言いつつ、住宅ローン金利が低いのに越したことはありません。

住宅ローンをご検討の方は、そうした将来的な金利上昇リスクを頭の「片隅の片隅」に入れて、相対的に金利が低い間に着実にご検討を進めていただければと思います。

その点では今月=12月というのは住宅ローン金利が史上最低水準を維持していることもあり、住宅ローンを検討するのにベストなタイミングが続いていると言えそうですね。

そもそも一番人気の住宅ローン変動金利については、上記の通り日銀のゼロ金利政策により、史上最低水準に張り付いたまま全体的には今月も全く上昇していないわけですからね。変動金利の利用を検討されている方は、長期金利や住宅ローン固定金利の動きを気にする必要など全くない、ということです。


[今月の住宅ローン金利レンジ]

最後に、今月の具体的な住宅ローン金利のレンジをチェックするとこのようになっています。

■2015年12月の住宅ローン金利状況(実質金利)

 ・変動金利 :0.53%〜2.675%
 ・10年固定:0.84%〜3.90%
 ・20年固定:1.34%〜3.40%

 >>>今月の住宅ローン金利比較はこちら

やはりこうして見ると、今までは考えられないような、極めて魅力的な金利水準ですね!

繰り返しになりますが、長期金利も住宅ローン金利も「史上最低水準」にあるのは間違いありません。多少の金利変動に一喜一憂せず、着実に超低金利のメリットを享受いただければと思います。

参考になさってください。

今月、最も金利の低い住宅ローンはどこ? 最新の住宅ローン金利比較はこちら

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