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住宅ローンアドバイザーは役に立つ?

このページでは、住宅ローンに関する各種ニュースや情報をご紹介します。今回取り上げるニュースはこちら。
2013年9月26日

日本経済新聞

住宅ローンの金利予測 3つのシナリオを想定




※抜粋

<編集部からのコメント>

住宅ローンえらびにあたって初心者にとって最も難しいのは、金融機関選びと並んで、住宅ローン金利タイプの選択ですね。

そもそも住宅ローン金利タイプを選択しないことには、金融機関も選べないわけで、そういう意味では、金融機関選択以上に、住宅ローン金利選択は悩ましいと言えるのかもしれません。

とは言いつつ、悩み続けている限りではいつまで経っても前に進まないわけで、どこかでエイヤっと選択する必要があります。選択方法はいろいろあると思いますが、最も典型的なのは「ずっと固定の安心」を重視するか、「住宅ローン返済額の少なさ」を取るかの二択ではないでしょうか。

面白いのはいろいろなアンケート調査を見てみると、「これから住宅ローンを借りよう」という方は、「ずっと固定の安心」を重視する傾向があるのに対して、「実際に住宅ローンを借りた」人は、結局、「住宅ローン返済額の少なさ」を重視し、変動金利タイプや10年固定金利などを選んでいる、ということですね。

理想と現実、ということかもしれませんが、実際に毎月の返済額を比べてみると・・・より金利の安い変動金利タイプや10年固定金利に流れる気持ちはよく分かります。

加えて日本ではバブル崩壊以降25年近く一度も金利が大きく上昇していないわけで、その点でも現実的な選択として、変動金利タイプや10年固定金利が選ばれるのは一定の合理性もあると思います。

しかしながら、より合理的な住宅ローンえらび、住宅ローン金利タイプえらびを進めようと思うと、もう少し中長期的な、もう少し俯瞰的な視点が必要で、上記ご紹介したコラムでは、「3つのシナリオを想定しよう」とアドバイスしています。具体的には

・景気回復シナリオ
・現状維持シナリオ
・財政破綻懸念シナリオ

ですね。

全くもってその通りではありますが・・・正直、初心者には荷が重いのではないでしょうか?

もちろん「当てに行く」ということではなく、あくまで想定しておいて、どのシナリオが起きても困らないようにしておく、という趣旨ではありますが、とは言え想定するのも骨が折れる作業となります。正解があるようなものでもありませんしね。

そうした時に住宅ローン検討者は、誰に相談すべきなのでしょうか?

一番、手っ取り早いのは金融機関の担当者ですね。実際に銀行の窓口でいろいろ相談してみるという人は多いと思いますし、あながち間違いではないとも思いますが、しかしうがった見方をすれば、金融期間と顧客は利害が対立するわけで、100%完全に顧客の立場に立ったアドバイスを求めることは困難です。

そうした、100%完全に味方となってくれる専門家を探したい場合に有力な選択肢となるのが「住宅ローンアドバイザー」かもしれません。そもそも上記コラムを執筆されている方が住宅ローンアドバイザーだったのでそう思った面もあるわけですが。

住宅ローンアドバイザーと言われてもピンとこない方が多いと思いますが、「住宅ローンコンサルタント」や「家計アドバイザー」といった職業を表す言葉ではなく、れっきとした「資格」ですね。つまりお勉強して試験を通って初めて名乗れる肩書き、ということになります。

一般財団法人である住宅金融普及協会が認定している資格で、「公正な立場で的確なアドバイスや情報提供を行う住宅ローンの専門家」と定義されています。そうしたわけで正式名称は「住宅金融普及協会 住宅ローンアドバイザー」ということですね。流れはこうなっています。



最後の応用編効果測定は、会場で試験を受ける必要がありますが、それまでは基本的にネットで受講できるということで、なかなか先進的ですね。費用もトータルで3〜4万円程度のようですので、ご興味がある方は検討されてはいかがでしょうか。

さて。

気になるのはもちろん、こうした住宅ローンアドバイザーの「顧客満足度」ですね。ズバリ、「住宅ローンアドバイザーの満足度」といったデータは見つからなかったのですが、困ったときの住宅金融支援機構の調査、ということで「民間住宅ローン利用者 2013年度 第1回」調査から、「利用した住宅ローンを知るきっかけとして影響が大きかった媒体」を抜粋するとこうなっています。



ちょっと小さいグラフで申し訳ないですが、住宅ローンアドバイザーを含む、「ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー等の専門家」はわずか4.5%のシェアに留まっています。

もちろん、それでも「少なくない」と感じる方はおられるかもしれませんが、しかし4ヶ月前の前回調査時点では7.9%あったわけで、そこから大きく下がっている点は気になるところですね・・・。

すでに暗雲が漂いはじめていますが、とは言え相談した結果の満足度が高ければ問題ないわけで、続く「利用した住宅ローン決定に際して影響が大きかった媒体」を抜粋するとこうなります。



残念ながら最後の住宅ローン決定に際しても、「ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー等の専門家」のシェアは3.3%と低いままですね。

ただし、当然、シェア=満足度ではありません。

そこで、「知るきっかけ」→「住宅ローン決定」のプロセスの中で、この専門家アドバイスがどういう変化となったのかをチェックしたいと思います。満足度が高ければ、恐らく最終局面にいくほど割合は高まるはずです。上位3媒体と比較するとこうですね。

・住宅販売業者 : 33.1%→29.2% / 88%
・金融機関   : 18.9%→17.7% / 94%
・インターネット : 19.1%→15.7% / 82%
・専門家     : 4.5%→3.3% / 73%

複数回答可なので、当然、最初は複数の媒体に接し、最終的には絞られてくるとすると、「知るきっかけ」→「住宅ローン決定」というプロセスの中で全体的にシェアが下がるのは当然ではあるのですが、しかし「ファイナンシャルプランナー、住宅ローンアドバイザー等の専門家」のシェア低下率がこれらの中では最も大きいのは残念ですね・・・。

そうしたわけで今のところ、住宅ローン決定に際し、こうした専門家のアドバイスが役に立っている様子は伺えません・・・ガッカリなことです・・・。

とは言え、本質的にはこうした専門家のアドバイスの方が、住宅販売業者や金融機関の担当者のアドバイスよりはるかに中立的であるはずですね。このパっとしない調査結果の原因がどこにあるかは分かりませんが、住宅ローンアドバイザーの方々の奮起に期待したいと思います。

参考になさってください。

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