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「マイホームを購入したい人が2割近く減少?」

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2012年7月17日

エキサイト

「夢はマイホーム」時代の終焉か


 住宅ローン金利の低下や不動産価格下落の影響もあり、マイホームは今が買い時といえる。しかし、将来的にマイホームを購入したいという人は大幅に減少している。

 ハイアス・アンド・カンパニーが、1,836名を対象として6月に実施した「住宅購入に関するアンケート調査2012」によると、「一般的に、今がマイホームの買い時だと思う」と感じる人の割合が45.8%で、昨年の調査を6.8ポイント上回った。

 その理由を聞くと「住宅ローンの金利が下がってきているから」が53.9%でトップ。次いで、「今後、消費税増税となる可能性があるから」(48.5%)、「物件価格(不動産価格)が下がってきているように思うから」(47.5%)と続いた。

 ただ、「マイホームの買い時感が好転している」といっても、購入を考えていない人も多い。同社の調査によると、マイホーム未購入の人に、自分にとって今がマイホームの買い時だと思うか聞いたところ、71.0%の人が「買い時だと思わない」と回答した。さらに、将来的にマイホームを購入したいと思うかを聞くと、「購入したい」が52.8%になり、昨年の70.3%より約2割近く減少した。

 消費税増税法案が正式に決定すれば、一時期にマイホームの駆け込み特需も予想される。しかし、その一方で消費者のマイホーム購入意欲が弱まっている様子がうかがえる。

<編集部からのコメント>

不動産市場は昨年の東日本大震災の反動もあり、徐々に回復してきていますね。

震災の影響が落ち着いてきたことによるメンタルな要因も大きいと思いますが、それ以外にも住宅ローン金利の更なる低下や不動産価格の下落といった物理的な変化も追い風となっています。

加えて、住宅取得優遇策を見てみると、住宅エコポイントは被災地を除き一足早く終了しましたが、住宅ローン減税やフラット35の金利優遇、贈与税・不動産取得税の優遇の締め切りが徐々に近づき、「駆け込み需要」を徐々に刺激しはじめていますね。

さらに消費税増税も現実のものとなりつつありますので、追い風と締め切りが同時に来ている状態と言えます。ここから1〜2年は不動産市場は大いに盛り上がるのかもしれませんね。

こうした「お祭り」に滅法弱いのが我々日本人のいいところでもあり、悪いところでもありまして、付和雷同型の需要も掘り起こすことになれば、局所的なバブル現象すら起こる可能性も・・・なきにしもあらずです。

今ひとつパッとしない経済環境が続く昨今ですので、たまには景気づけにバブルの1つや2つ起こってもいいような気もしますが、バブルは花火と一緒で離れた安全な場所から眺めるから楽しいのであって、巻き込まれると大やけどを負うことになります。これからはむしろ、周りの動向に流されず、しっかり自分の価値観を貫き、冷静にマイホーム選びを進める精神力が必要となってくるのかもしれません。

さて前置きが長くなりましたが、そうしたマイホーム購入に対する追い風が強く吹く環境を受けて、ハイアス・アンド・カンパニーが6月に実施した「住宅購入に関するアンケート調査2012」によると、「一般的に、今がマイホームの買い時だと思う」と感じる人の割合が45.8%と、昨年の調査を6.8ポイント上回った、とのことであります。

んん?45.8%?ということは残りの54%の方は「今は買い時ではないと思っている」ということでしょうか?ということで元データを見てみるとやっぱりそうですね。こういうことになっています。

・買い時だと思う : 45.8%
・買い時だと思わない : 54.2%

気になるのが「買い時だと思わない」理由ですが、「買い時だと思う理由」も含めて上位3つはこのようになっています。

◆買い時だと思う理由

 ・住宅ローンの金利が下がってきているから : 53.9%
 ・今後、消費税増税となる可能性があるから : 48.5%
 ・物件価格(不動産価格)が下がってきているように思うから : 47.5%

◆買い時だと思わない理由

 ・震災以降の世の中の漠然とした不安感 : 54.7%
 ・今後、消費増税となる可能性があるから : 35.2%
 ・住宅会社、不動産会社の経営状態に不安があるから : 18.2%

「買い時だと思う理由」は分かりやすいですね。どれも納得できるもの、共感できるものが並んでいます。一方で、気になる「買い時だと思わない理由」はどうでしょうか?

正直、ちょっとよく分かりません・・・。1位の「震災以降の世の中の漠然とした不安感」はどうでしょう?「世の中の漠然とした不安感」というものを、記者自身はあまり感じたことはありません。

ただ震災によって価値観が変わったり、今はマイホーム購入のことなんて考える気分じゃない、ということであれば分かる気もします。

加えて、全国各地で地震や津波の可能性が報じられるようになりましたので、「購入意欲が萎えてしまった」という方もいるかもしれませんね。

しかし2位の「今後、消費増税となる可能性があるから」や3位の「住宅会社、不動産会社の経営状態に不安があるから」、買い時だと思わない、というのはやはり納得できません。

もしかすると設問があまり適切ではなかったのかもしれませんけれど。

もう1つ調査結果として気になるのが、上記記事でも触れられているように、マイホーム未購入の人に、将来的にマイホームを購入したいと思うかを聞くと、「購入したい」が52.8%になり、昨年の70.3%より約2割減少した、ということです。

昨年と比べて、買い時だと思う人が6.8%増えているのに、「マイホームを購入したい」という人が2割も減っているというこの矛盾はどう考えるべきなのでしょうね!?

2010年に同社が行ったアンケート結果にはこの設問が含まれていないようなので、時系列の動きは分かりませんが、2割も減った合理的な理由を探すのは難しいですね。震災による価値観の変化が要因なのであれば昨年の結果でもそうなっているはずですし・・・。

ということは、たまたま今回のアンケート回答者の中にマイホーム購入意欲が薄い人が多かった、ということですかね?来年も機会があればこの調査を取り上げ、検証したいものです。

そんなわけでうまくまとめられそうにありませんが(苦笑)、住宅購入を取り巻く環境としては、強い追い風が吹き始めている今だからこそ、繰り返しになりますが冷静かつ慎重なマイホーム選びが必要ですね。

むしろそうした追い風が終わってからの方が掘り出し物が出てきやすくなるかもしれませんし。

また、マイホームに対する価値観は人それぞれですので、「自分はマイホームは購入しない」という考えも当然、アリだと思います。持ち家にも賃貸にもそれぞれメリットとデメリットがあり、賃貸のメリットの方が大きいと感じる方がいてもおかしくありません。

いずれにせよ大切なのは周りに流されない、自分の価値観、ということですね。

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