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2010年5月20日

<毎日jp>

住まいナビ:ネットで家を買う利点は。


◆ネットで家を買う利点は。


◇手数料や建築費安く コスト省き実現、やりとりはメール中心

 インターネットで家を買う人が増えてきた。ウェブサイトを見て商品を選び、魅力は費用の安さ。不動産仲介手数料が無料になったり、住宅建築費が割安になる。実際にネットで家を買った人たちに購入の経緯を聞いた。


 東京都西部の東大和市。閑静な住宅街にできた木造2階建ての建売住宅を、会社員の片岡さん(32)と妻晴子さん(30)が内覧したのは今年1月下旬だった。

 敷地面積113平方メートル、延べ床面積92平方メートル。土地付き3480万円(税込み)で相場より安い。リビングを通らないと2階に行けない造りが気に入った。それまで1年半、40件近く建売住宅を見て回ったが、初めてピンときた物件。「買おうか」。内覧後その足でファストフード店に入り、案内してくれた仲介業者に仮押さえの手続きを電話で聞くと、翌日の来店と押印を求められ、仲介手数料は120万円かかるという。

 電話を切った直後、片岡さんは持参のパソコンで手数料無料の不動産仲介業者を検索し5社拾い出した。家を買った友達から聞いていたのだ。大抵の物件はどの仲介業者でも扱える。業者を変えれば手数料は要らない。即仮押さえ可能か5社に尋ねた。一番対応が丁寧だった「ユースペック」(http://www.u‐spec.com/)の加盟店で、不動産仲介業者のユニバーサルハウジング(川崎市)に決めた。

 翌日以降はメールでやりとりし、ほぼ当日中に返事が来た。費用は納得して払いたい。司法書士の手数料約32万円の内訳を聞くと、翌日回答を送ってくれ、妥当な額だとわかった。1週間後の2月初めに契約し、3月に転居した。住宅ローンは3080万円。「仲介料無料のおかげで、ローンの額を抑えられた」と片岡さんは喜ぶ。

(中略)


==============


 ■+α


 ◇「仲介料無料」 中古は少なく

 ユニバーサルハウジングの田辺秀昌社長は04年に会社を設立。そのころ、東京・神奈川を対象にネットで仲介手数料無料をうたう業者はなかったという。それまで仲介業者は売り主と買い主の双方から手数料を取ってきたが、ネットでの集客に特化して広告費を削減し、買い主の手数料を無料にした。ただし、無料になるのは新築物件。中古物件は手数料が半額かかる場合が大半だ。


「ネットで家を買う」という記事だったので、すわ「ヤフーオークションや楽天でも家を買えるようになったのか!」と思いましたが、さすがにそういう話ではないようで。

実際に物件を見て購入を決断した後、仲介業者をネットで見つけてきた話ですね。案内業者からすればせっかく案内したのにいい迷惑かもしれませんが、一方で値引き交渉は家電製品からクルマまで幅広く行われているわけで、冷たいようですが、努力不足といえばそうなのかもしれません。

結果的にいくら安くなったかと言うと、買主からは手数料を取らない業者と契約することで仲介手数料120万円が全額無料になったようです。120万円!これは大きいですね。120万円あれば家電製品を全部新品に交換してもおつりが来ますね。クルマだってコンパクトカーでよければ新車が買えます。

さらに物件が高額になればなるほど手数料は増えていきますから、ますます無視できなくなっていきますね。

ではなぜこの業者が仲介手数料を無料にできるかと言うと、「それまで仲介業者は売り主と買い主の双方から手数料を取ってきた」からですね。つまり「W取り」だったわけで、仮に買主から手数料をもらわなくても、売主から手数料がもらえるので、それで収益が出せる体質であれば充分やっていけることになります。

コストが安くなるという意味ではもちろん大歓迎ですが、そもそも常識的に考えれば、交渉ごとに絡む商売で手数料を双方からもらう、という形は明らかにおかしいですね。単に情報交換の場を提供しているだけで、交渉が直接行われるのであれば、双方から手数料をもらうというのはアリかもしれませんが、間に立って交渉する人が双方から手数料をもらうというのは不健全です。

たとえば弁護士が原告と被告双方から手数料をもらうようなイメージでしょうか。

では仲介業者が買主と売主のどちらの味方かといえば、それは物件を売らないと商売にならないわけですから、明らかに「売主の味方」なわけですね。買主の満足度のノルマはなくても、販売のノルマはあることでしょう。また買主がリピーターになることはまずありませんが、売主は業者であればリピーターですね。当然、買主より売主のケアの方が大事になってきます。

それはそれで自然なことだと思いますが、それならやはり買主から手数料を取るのは倫理的におかしい気がします。

記者なら、買主からは手数料を取らない業者を探し、浮いた手数料で不動産コンサルタントを雇うかもしれません。特に戸建てや中古物件の場合はそうしますかね。当然、その報酬は「120万円」よりはるかに低いと思います。

また「売主の味方」の専門家と、「買主の味方」の専門家が交渉をサポートするのは極めて健全ですね。

ただ、残念ながらここで取り上げられている仲介業者も、買主の手数料が無料になるのは新築物件だけのようですね。中古物件は半額ながら、やはりかかるようです。いつか中古物件でも買主の手数料が無料の業者が出てくるのでしょうか?

上記のとおり中古物件の方が専門家の助けが必要になりそうですから、消費者としてはぜひ期待したいところです。

業者の方からすれば「世知辛い」ということになるかもしれませんが、これもネット文化の側面ですね。時代の流れにはある程度対応していかないといけないのだと思います。

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